計算代謝工学戦略の特徴付けとランキング
Characterizing and ranking computed metabolic
engineering strategies
Schneider and Klamt
https://academic.oup.com/bioinformatics/advance-article/doi/10.1093/bioinformatics/bty1065/5288513
Bioinformatics, 2019, 1–10
doi: 10.1093/bioinformatics/bty1065
代謝介入戦略のコンピュータ支援設計が統合された代謝工学的アプローチの鍵となっている。
これらのアルゴリズムの多くは成長の結合を強制する。
何千もの可能性のある介入戦略が得られるが、その中から最適な戦略を選択する必要がある。
この研究では、与えられた計算プールを評価しランク付けする方法に焦点を当てる。
少数の介入、合理的な成長率、高い生産率のような自明な基準に加え、最適戦略を選ぶのに役立ついくつかの新しい基準を提示する。
介入戦略の頑健性を調査します。
介入により分泌され、蓄積すると成長カップリングを乱す可能性のある代謝物を探す。
また介入されやすい経路の熱力学的特性を評価する。
代替案と大幅に重複する戦略は、実装の柔軟性を提供するため上位にランク付けされる。
同じ解空間で介入戦略をグループ化するための同値類の概念を導入する。
全部で10のランキング基準。
大腸菌のゲノムスケールモデルで計算されたノックアウトに基づく介入戦略の評価。
L-メチオニンおよび異種生成物1,4-ブタンジオールの生長結合合成。